鼻炎の診断方法
鼻炎とは
鼻粘膜の炎症を鼻炎といいます。最も一般的なのはアレルギー性鼻炎で、アレルギー反応に起因します。アレルギー性鼻炎は人口の約15%が罹患しており、生命に危険はありませんが、生活の質を低下させることがあります。
診断の手順
- 症状の観察
鼻づまり、鼻汁、かゆみ、くしゃみなどの典型的な症状を確認します。耳や目、鼻副鼻腔、喉にもかゆみや分泌物が出ることがあります。 - 問診
症状の持続期間、性質、出現時間帯を詳しく聞き、薬剤、遺伝、環境、職業的曝露などの可能性のある原因を探ります。 - 身体診察
鼻だけでなく、耳・目・喉・肺・頸部・皮膚も含めた全身的な診察を行います。主に鼻鏡や鼻用アダプタ付き耳鏡で鼻腔内を観察します。 - アレルギー検査
皮膚プリックテストや、特定IgEを測定する血液検査(RASTなど)を実施し、即時型過敏反応の有無を評価します。 - 画像検査
副鼻腔の構造異常を確認するため、カルデウェル像、ウォーター像、側面像などのX線撮影や、必要に応じて頸部側面像で咽頭やアデノイドの肥大を評価します。
