精神病的症状を伴う大うつ病とは?

主な症状

大うつ病は、日常生活に支障をきたすほどの抑うつ状態が続く病気です。主な症状は、活動への興味・関心の喪失、睡眠や食欲の変化、無価値感や罪悪感、集中力や意思決定の困難、そして死や自殺に関する反復的な思考です。

精神病的症状

うつ状態の中で現実感覚が失われることは稀ですが、起こると「精神病的症状を伴う大うつ病」と診断されます。代表的な精神病的症状は、妄想と幻覚です。

妄想

妄想は、明確な証拠があっても変わらない誤った信念です。うつ病患者に多いのは、罪悪感や無価値感に基づく妄想で、例として「自分が不道徳で不適格だから病気になった」などがあります。広く受け入れられた文化的信念は妄想に含まれません。

幻覚

幻覚は、外部からの刺激がないにもかかわらず感覚が生じる現象です。うつ病患者が幻覚を経験すると、誰も話していないのに声が聞こえたり、自分の欠点を指摘する声が聞こえることがあります。

リスク

精神病的症状を伴う大うつ病は、患者自身や周囲の人への危害リスクが高まります。「精神病」という言葉は社会的スティグマを伴うため、診断が下されたとき患者や家族は特に苦しむことがあります。病状の重さを正しく認識し、早期に治療を受けることが極めて重要です。

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