大切な人を失った後の罪悪感

原因

大切な人を失うと、生き残った人は「もし自分が…できていたら」「何をすべきだったか」など、過去を振り返りがちです。北イリノイ大学の研究によると、実際には出来なかったことを過大評価しがちで、なぜ自分は生きていて、相手は亡くなったのかという疑問から罪悪感が生まれます。

罪悪感の種類

ママズ・アゲインスト・ドランク・ドライビング(MADD)の2005年夏号に掲載された記事「Survival Skills」では、サバイバー・ギルトは「一般的な罪悪感」「親としての罪悪感」「特定の出来事に関する罪悪感」の3種類に分けられています。年齢や原因に関わらず、まずは「大切な人がいなくなった」という一般的な罪悪感が生じます。子どもを失った親は、子どもを失うことの独自の苦しみから特に強い親としての罪悪感を抱きます。また、同じ事故や災害を経験した場合は、特定の出来事に関する罪悪感が生まれます。

影響

北イリノイ大学の調査によれば、罪悪感は自己責任感や自己疑念を引き起こし、不安や苦痛を増幅させます。放置されたサバイバー・ギルトは、仕事の生産性低下、悲嘆への対処力低下、人生への前向きな見通しの喪失など、生活全般に悪影響を及ぼす可能性があります。

対処法

デューク大学医療システムが提案する対処法の例です。

  • 感情を日記や手紙、詩に書き出す。
  • 信頼できる家族や友人に話すなど、サポートネットワークを築く。
  • 健康管理を怠らない。バランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠を心がける。

専門家への相談

罪悪感が長期間続き、うつ状態にまで進行した場合は、医師やカウンセラーへの相談が推奨されます。デューク大学医療システムは、サポートグループ、喪失カウンセリング、宗教団体など多様な支援リソースを紹介しています。罪悪感は自然な感情ですが、専門家の助けを借りることで視野が広がり、前向きに生きる力が取り戻せます。

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