LEDと蛍光ライトの光療法ボックス比較
光療法は現在、季節性情動障害(SAD)の第一選択治療とされています。冬季うつや月経前症候群、他のうつ、睡眠障害の改善にも有効です。
光療法は自宅でライトボックスを使用して行いますが、どのタイプのボックスを選ぶかが重要です。主に蛍光灯とLED灯のどちらを採用するかがポイントになります。
蛍光灯と水銀
蛍光灯は内部に水銀を含んでおり、破損や不適切な処分をしない限り危険はありませんが、割れた場合は有害です。使用後は家庭のゴミではなく、適切なリサイクルに出す必要があります。EPAは蛍光灯が割れた際の清掃手順を公表しています。
一方、LED灯は有害物質を含まず、破損しても安全で、通常の家庭ゴミで処分できます。
蛍光灯とLED灯のコスト比較
LEDは製造コストが高いため、製品価格も高めです。そのため、LED搭載の光療法ボックスはサイズが小さく設計され、価格を抑えています。ただし、コンパクトなため使用時に体を光場から外しやすく、自由度が制限されることがあります。
蛍光灯と電波(RFR)
コンパクト蛍光灯(CFL)など一部の蛍光灯は電波(RFR)を放射するとされていますが、これが健康に与える影響を裏付ける科学的証拠はまだありません。購入時にメーカーへRFR放出の有無を確認するとよいでしょう。LEDはRFRを放出しません。
蛍光灯と紫外線(UV)
蛍光灯は紫外線を放出することがあり、皮膚への影響が懸念されます。光療法ボックスを使用する際は、UVフィルターが装備されている製品を選びましょう。
LED灯のまぶしさ(グレア)
光療法は通常1日30分程度行い、その間に朝食をとったり読書をしたりします。LED灯の中には強いグレアを発生させるものがあり、快適な治療体験を妨げることがあります。
臨床効果の比較
LED灯・蛍光灯のいずれを選ぶにしても、実際の臨床試験で有効性が確認された製品かどうかを必ず確認してください。
