シンバルタとゾロフトの比較

機能

シンバルタ(デュロキセチン)は選択的セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)で、脳内のセロトニンとノルエピネフリンのバランスを整え、重度のうつ病や慢性疼痛、糖尿病性神経障害の痛みを緩和します。

ゾロフト(セルトラリン)は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、セロトニン濃度を高めることで、うつ病、パニック障害、不安障害、PTSD、PMDD、OCD などを治療します。

重要な要素

シンバルタは20mg、30mg、60mgのカプセルで徐放性設計です。製薬会社はエリ・リリーが主で、ジェネリック名はデュロキセチン。小児への適応はありません。

ゾロフトは25mg、50mg、100mgの錠剤と20mg/mlの経口濃縮液があります。製造はファイザーが中心で、ジェネリック名はセルトラリン。小児のうつ病治療は未承認ですが、OCD の治療には FDA 承認があります。

考慮すべき点

シンバルタもゾロフトも単剤での使用が前提で、モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)との併用は禁忌です。鎮痛剤や解熱剤、抗関節リウマチ薬は出血リスクを高める可能性があります。シンバルタ服用前には抗凝固薬や特定の抗生物質の使用を医師に伝え、ゾロフト服用前には抗凝固薬や心拍リズム調整薬の使用を報告してください。

副作用

共通する副作用として、口渇、眠気、軽度の吐き気、便秘、ガス、睡眠障害、関節痛、体重変動、性欲低下や勃起不全があります。重篤な副作用には胃痛、発熱、食欲・体重の変動、筋硬直、心拍の震え、頭痛、記憶障害、脱力、協調運動障害、浅い呼吸などがあります。

注意事項

市販の風邪薬やアレルギー薬、睡眠導入剤、抗てんかん薬や抗不安薬は、シンバルタ・ゾロフトの眠気を増強することがあります。また、妊娠中や授乳中の使用は新生児へのリスクがあるとされています。肝臓・腎臓疾患、てんかん、双極性障害の患者は、特にゾロフトの副作用に注意が必要です。

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