薬に頼らないうつ病治療法
ロイヤル・カレッジ・オブ・サイキアトリスト(英国精神医学会)は「うつ病は治癒可能な疾患です」と述べています。生活習慣や食事の見直しだけで症状が軽減する人もいれば、重度の慢性うつでは医療的介入が必要なケースもあります。特に自殺念慮がある場合は速やかな治療が求められます。
トリガーを避ける
- アルコールや覚醒剤などの嗜好品はうつ症状を悪化させる可能性があります。飲酒や薬物使用は控えましょう。処方薬が原因と疑われる場合は、担当医に相談して代替薬への変更を検討してください。
- 気分を落ち込ませる環境や人間関係はできるだけ避けます。ネガティブな影響を与える人より、前向きで支えてくれる人と時間を過ごすよう心がけましょう。過去の嫌な出来事を思い出させる場所や活動は避け、好きな場所や趣味に参加することで気分をリフレッシュします。
セラピー(心理療法)
- 資格を持つ心理カウンセラーや臨床心理士に定期的に相談しましょう。安全な場で感情を表現でき、専門家からうつ病に対処するための認知行動療法やマインドフルネスなどのスキルを学べます。
運動
- 外に出て有酸素運動を行うと、脳内のエンドルフィンが増加し気分が改善します。友人と一緒に運動すると、楽しさが増し、社会的サポートも得られます。ジョギング、スイミング、ウォーキングなどが効果的です。週3回、30分の有酸素運動を目標にし、最初は短時間から始めて徐々に時間を伸ばしましょう。
食事
- オメガ3脂肪酸やビタミンを豊富に含むバランスの取れた食事は、脳の機能維持に重要です。研究では、オメガ3がうつ症状の改善に寄与し、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸の不足がうつを引き起こす可能性が示されています。また、ビタミンDのサプリメントは季節性情動障害の症状軽減に効果的です。加工されていない食材を中心に、赤身のたんぱく質、ナッツ、果物、濃い緑色野菜などを取り入れましょう。食事が偏る場合は、マルチビタミンやオメガ3サプリを補うとよいでしょう。オメガ3が豊富な食品例はサーモン、サバ、亜麻仁油、くるみなどです。
代替医療
- 鍼灸、マッサージ、瞑想などは心身のバランスを整えるとされています。東洋医学の考え方では、心身の調和が精神的・身体的健康の鍵とされています。
