避妊薬が原因のうつ病—対処法とは

避妊薬がうつ病に与える影響

避妊ピルに含まれるエストロゲンとプロゲステロンは、脳内のセロトニン濃度に影響します。プロゲステロンはMAO(モノアミン酸化酵素)を阻害し、セロトニンを保ちますが、ホルモンバランスが崩れるとセロトニンが減少し、気分の変動やうつ症状が現れることがあります。

ピルに起因するうつ病への代替策

医師はまずピルの種類変更を提案することがあります。ホルモン量や配合が異なる製剤があり、ある人に合うピルでも別の人には合わないことがあります。ホルモン感受性が違うだけで、うつ症状が軽減されることがあります。

ホルモンを使わない避妊方法

ピルがどうしても合わない場合、非ホルモン系の避妊法を選択できます。例として子宮頸部キャップ、ダイヤフラム、スポンジなどの殺精子剤使用タイプや、IUD(銅製)やコンドームがあります。これらはホルモン変化を起こさず、うつのリスクがありません。

ピルと抗うつ薬の併用

ピルが原因でうつが疑われる場合、医師は抗うつ薬の併用を検討します。フルオキセチン(プロザック)、ウェルブトリン(ブプロピオン)、ゾロフト(セルトラリン)などが一般的で、ピルとの相互作用は少ないとされています。

注意点

多くの女性はピルが自分の気分に影響していることに気付かないことがあります。新しいピルを処方されたら、身体的・精神的な変化に注意し、うつ症状が出たらすぐに医師に相談してください。ピルを中止すれば症状が改善することが多いですが、改善しない場合は別の原因を探る必要があります。

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