慢性うつ病を克服する方法

研究者は慢性うつ病の原因を解明するために研究を続けています。うつ状態に関与する化学的不均衡が徐々に分かってきており、脳内の神経伝達物質の変化を正常化することを目的とした新しい薬剤が開発されています。治療は薬物療法と心理療法の併用が基本で、早期診断が予後改善につながります。早期に治療を開始すれば、再発率も低減します。

慢性うつ病(ジストミア)とは

成人で2年以上続く軽度のうつ状態を「ジストミア」と呼びます。子どもや思春期の場合は1年以上続く軽度うつが対象です。ジストミアは以下の症状が2つ以上同時に見られることが多いです。

  • 過食または食欲不振
  • 睡眠障害(不眠・過眠)
  • 単純作業への集中困難
  • 絶望感
  • 身体的な痛みや不快感

症状が重なると「二重うつ」になることがあります。適切な薬と心理療法を組み合わせれば、十分に回復可能です。

治療ステップ

  1. うつ病について学ぶ:ジストミアの特徴や症状を理解し、自己認識を高めましょう。
  2. 抗うつ薬の服用:かかりつけ医に相談し、必要に応じて抗うつ薬を処方してもらいます。代表的な薬は以下の通りです。
    • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)例:レクサプロ、シーラックス、プロザック、ゾロフト、パキシル、ルボックス
    • MAO阻害薬、三環系抗うつ薬、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(例:デュロキセチン、エフェクサー)
  3. 心理療法を受ける:薬物療法と併せて、認知行動療法などの心理療法を受けることで、対処スキルを身につけます。医師に専門家への紹介を依頼しましょう。抗うつ薬は効果が現れるまで数週間かかります。
  4. 家族・友人のサポートを活用:定期的な運動やバランスの取れた食事は脳内の快感物質を増やし、症状改善に寄与します。前向きな人々に囲まれることも大切です。
  5. 徹底的な健康チェックを受ける:甲状腺機能低下症や他の身体疾患がうつ症状を引き起こすことがあります。医師とオープンに相談し、必要な検査を受けましょう。適切な薬物、心理療法、生活習慣の改善で慢性うつ病は克服できます。

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