アミトリプチリンの概要と使用上の注意

アミトリプチリンは、うつ病の治療に主に用いられる抗うつ薬です。6歳以上の子どもの夜尿症や、多発性硬化症患者の四肢のしびれや痛みといった神経性疼痛の緩和にも使用されます。

警告

  • アルコールや市販の抗ヒスタミン薬、筋弛緩剤、睡眠薬などの鎮静剤と併用すると、眠気が増強します。服用中のすべての薬剤(処方薬・市販薬・サプリメント)を医師に伝えてください。

考慮すべき点

  • 口が乾く副作用があり、口腔内の疾患リスクが高まります。歯科医に相談し、予防策を講じてもらいましょう。

副作用

  • 日光に対する感受性が上がり、日焼けや発疹、かゆみが出やすくなります。
  • 血糖値に影響を与えることがあり、糖尿病患者は特に注意が必要です。
  • 体重増加、頭痛、吐き気、口の中の不快な味、胸焼け、便秘などが報告されています。多くは数週間で自然に軽減しますが、2週間以上続く場合は医師に相談してください。

妊娠・授乳中の使用

  • 妊娠中の安全性は十分に確認されておらず、動物実験では新生児に有害な影響が示されています。
  • トリシクリック系抗うつ薬は母乳に移行するため、授乳中は医師と相談し、母体の利益と乳児へのリスクを比較検討してください。

中止時の注意

  • 急に服用をやめると離脱症状が出ることがあります。中止する際は必ず医師と相談し、徐々に減量する方法をとりましょう。

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