DKAの子どもが腹痛を起こす理由
糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)は、体内のインスリンが不足し、血中のケトン体が過剰に蓄積することで発症します。脱水、吐き気、腹痛などの症状が現れ、適切に治療しないと昏睡や死亡に至ることがあります。
吐き気・嘔吐
DKAが進行すると吐き気や嘔吐が起こります。嘔吐の頻度や勢いが腹痛や脱水を悪化させます。特に小児では腹痛を訴えることが多いですが、腹痛は虫垂炎など他の疾患を示す可能性もあるため注意が必要です。
ケトン体の検査
尿中のケトン体を調べるには、ケトン試験紙を尿に浸します。試験紙の色変化でケトン濃度が分かり、濃度が高いほどDKAの可能性が高まります。
血糖値の測定
指先から血液を採取し血糖値を測定します。血糖値が250 mg/dL以上であれば、DKAの疑いがあります。DKAが進行すると、追加のインスリン注射だけでは効果がなく、点滴による輸液・インスリン・薬剤投与が必要となります。
