クロムの種類
- 三価クロム(Cr(III))は食品中に自然に存在し、体内で利用される主要な形態です。
- 六価クロム(Cr(VI))は工業的に生成され、毒性が高く体内では利用されません。
クロムとインスリン
食事で血糖が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは細胞表面の受容体に結合し、グルコースの取り込みを促進します。三価クロムはインスリンの感受性を高め、血糖の適正なコントロールをサポートします。
糖尿病
インスリンは脂質とタンパク質の代謝も調整します。インスリン分泌が不足すると、血糖耐性が低下し、2型糖尿病のリスクが高まります。血糖が慢性的に高い状態は、インスリン不足と相まって症状を悪化させます。
クロム欠乏症
クロムが不足すると血糖変動が不安定になり、インスリン抵抗性が増加します。サプリメントでの補給やウェイトトレーニングによりクロムの吸収が促進され、2型糖尿病の予防に役立つ可能性があります。
食品中のクロム
以下の食品に比較的多く含まれます。
- 全粒穀物
- 肉類
- インゲン豆・ブロッコリーなどの緑色野菜
一方、砂糖や果糖を多く含む食品は体内のクロムレベルを低下させるため、過剰摂取は控えましょう。
