A1Cとは何か? 基本的な概要と目標値
A1Cは糖尿病患者の血糖コントロールを評価する検査で、過去2〜3か月の平均血糖濃度を示します。検査結果はヘモグロビン分子のうち、グルコースが結合している割合(%)で報告されます。
判定基準
- 糖尿病でない場合、インスリン分泌が十分で、A1Cは通常4〜6%の範囲に収まります。
意義
- 1型糖尿病ではインスリン注射により血糖を細胞に取り込みますが、インスリン量に対して過剰な糖質を摂取するとA1Cが上昇します。
目標値
- 米国糖尿病協会(ADA)は成人のA1C目標を7%未満としています。子どもの目標は年齢により異なり、6歳未満は7.5〜8.5%、6〜12歳は8%未満、13〜19歳は7.5%未満と定められています。
留意点
- 既往歴や合併症に応じて医師が個別に目標を設定します。例えば、心不全を併発している場合、A1Cが6.4〜7.1%だと死亡リスクが高く、7.1〜7.8%の方が比較的安全とされています。
アドバイス
- 自身の病歴や生活習慣に合わせたA1C範囲を医師と相談し、継続的に管理することが重要です。
