糖尿病性末梢神経障害の進行段階とは?

糖尿病患者に頻繁に見られる合併症のひとつが末梢神経障害です。血糖値が上昇し続けることで神経の感覚や機能が徐々に低下し、症状は病状の進行に伴って広範囲に及びます。

血糖値の上昇

高血糖とそれに伴う活性酸素(フリーラジカル)は、血管や神経の細胞膜を傷つけます。

血管の収縮

細い血管が狭くなり、酸素供給が不足。これが細胞にさらなるダメージを与え、機能低下を招きます。

神経の損傷

血流不足により神経がダメージを受けます。さらに、末梢神経の再生能力が低下するため、損傷からの回復が遅れます。

痛みの発生

病態が進行すると、細胞構造の変化が不可逆的になり、遠位の末梢神経から中心へと痛みや異常感覚が広がります。焼けるような痛み、鈍痛、冷感、しびれ、刺すような感覚などが現れます。

感覚喪失

感覚が失われると深刻な神経障害を示します。特に足に現れやすく、タコやハンマートゥが形成され、組織が萎縮・潰瘍化し最終的に切断が必要になることもあります。

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