糖尿病患者の大腸内視鏡検査の注意点
大腸内視鏡検査は、結腸や直腸の潰瘍、炎症、ポリープや腫瘍などの異常を確認するための検査です。柔軟なカメラを肛門から挿入し、必要に応じてポリープの切除も同時に行います。糖尿病患者は、血糖値の急激な変動を防ぐため、検査前後の特別な指示に従う必要があります。
検査前の食事
- 検査前日の食事は低繊維・高たんぱく・高炭水化物のメニューにします。糖尿病薬は通常通り服用してください。
- 朝食は卵と白パン、またはヨーグルトなど軽めにし、肉、オートミール、シリアル、果物は避けます。
- 昼食は2時までに、皮なし鶏肉や魚、種なし野菜、白パンやパスタなどの炭水化物とたんぱく質を中心に摂ります。
- 一日中は透明な液体(水、紅茶・コーヒー(クリームなし)、イタリアンアイス、シャーベット、スポーツドリンク、ゼラチン、アイスキャンディー、リンゴジュース、ブロス)だけを飲みます。赤・青・紫の着色料が入った飲料は血液検査に影響するため避けてください。
検査前の留意点
- 食事時間が変わると血糖コントロールに影響します。できるだけ検査は午前中に予約し、薬の服用時間と食事時間をできるだけ通常通りに近づけましょう。
- 検査中は血糖値を2時間ごとに測定し、血糖測定器と試験紙を必ず持参してください。低血糖が疑われる場合は、すぐに対応できるよう砂糖入りの飲料やキャンディーを持っておくと安心です。
検査後の留意点
- 検査が終わったらすぐに糖尿病薬を服用し、通常の食事を取って低血糖を防ぎます。
- 検査後に提供される指示は必ず守り、吐き気や腹部不快感がある場合はスタッフに報告してください。症状が続く場合は、医師に市販の制酸剤の使用可否を確認しましょう。
- 多くの患者は翌日から通常の活動に戻れますが、体調に合わせて無理をしないようにしてください。
