2型糖尿病とは何ですか?
糖尿病は膵臓に関わる疾患です。2型糖尿病は、糖尿病の主な3タイプのうちの一つで、もともと成人発症糖尿病と呼ばれていましたが、子どもにも発症することが分かり、現在は2型糖尿病と呼ばれています。
インスリンの働き
膵臓はインスリンというホルモンを分泌します。インスリンは血中のブドウ糖(単糖)濃度を調整し、ブドウ糖を細胞へ運搬してエネルギーとして利用させたり、後のために貯蔵させたりします。
診断
2型糖尿病では、膵臓のインスリン分泌が不足するか、体の細胞がインスリンに対して抵抗性を示します。その結果、血糖値が異常に上昇します。空腹時血糖値が125 mg/dL(ミリグラム/デシリットル)以上で糖尿病と診断されます。
症状
2型糖尿病の初期症状として、のどの渇きや頻尿が最も一般的です。余分な糖分は尿とともに排出されるため、体重減少が見られることもあります。その他の症状には、視力のぼやけ、眠気、吐き気、足のしびれ、集中力低下などがあります。
リスク要因と合併症
不適切な食生活や運動不足による肥満が最大のリスク要因です。遺伝的要因や特定の人種・文化的背景も関与します。2型糖尿病は全身の臓器にダメージを与える可能性があり、失明、神経障害による切断、心臓・腎臓疾患、脳卒中など深刻な合併症を引き起こすことがあります。
管理
治療法にはインスリン療法、低炭水化物食、定期的な運動に加え、血圧・コレステロール・腎機能を調整する薬物療法があります。慢性疾患であるため、生涯にわたって継続的なモニタリングが必要です。
長期的な対策
糖尿病は完治しない慢性疾患ですが、適正体重の維持、食物繊維が豊富なバランスの良い食事、定期的な運動により症状の進行を抑えることが可能です。
