糖尿病と適切な食事選び
糖尿病は主に1型と2型の2つに分かれます。1型では膵臓が十分なインスリンを産生できず、2型では体がインスリンをうまく利用できません。1型のリスク要因は家族歴や自己免疫疾患、幼少期のウイルス感染です。2型は家族歴、運動不足、過剰な体脂肪、高血圧などが関与します。
血糖指数(GI)
血糖指数は食品中の炭水化物が血糖値を上げる速度を示す指標です。数値が高いほど血糖が急上昇し、低いほど緩やかにエネルギーが供給されます。糖尿病患者は低GI食品を選び、血糖の急上昇を防ぐことが重要です。血糖スパイクは神経障害、腎不全、失明、脳卒中、心臓病などの合併症リスクを高めます。
炭水化物の管理
食事の炭水化物量を把握することで血糖コントロールがしやすくなります。1食あたりの目安は45〜60gですが、活動量や個人差により調整が必要です。管理栄養士と相談し、自分に合った量を決めましょう。炭水化物が多い食品はパスタ、パン、米、シリアル、クラッカー、ジャガイモ、トウモロコシ、デザートなどです。一方、葉物野菜(ほうれん草、ブロッコリー、インゲンなど)は低炭水化物でおすすめです。
糖尿病食ピラミッド
炭水化物のカウントやGIだけでなく、糖尿病食ピラミッドを活用するとバランスの取れた食事が組み立てやすくなります。
- 穀類・デンプン類(根菜やイモ類含む): 1日6〜11食分。例:食パン1枚。
- 野菜: 1日3〜5食分。調理した場合½カップ、生の場合1カップが目安。
- 果物: 1日2〜4食分。小さなフルーツ1個、または乾燥果物大さじ2が1食分。
- 低脂肪・無脂肪乳製品: 1日2〜3カップ。
- タンパク源(肉・代替品): 1日4〜6オンス(約100〜170g)。代替例は卵1個、豆腐½カップ。
- 脂肪・甘味料・アルコール: できるだけ控えめに。例:アイスクリーム½カップが1食分。
以上のポイントを踏まえて、個々の生活スタイルに合わせた食事プランを作成し、血糖コントロールと健康維持に役立てましょう。
