血糖値の目安と管理ガイドライン

血糖値の基準

食事前の血糖値は100 mg/dL未満、食後2時間は140 mg/dL未満が目安です。前糖尿病の場合は食事前100〜125 mg/dL、食後2時間は140 mg/dL未満が推奨されます。糖尿病患者は食事前80〜120 mg/dL、食後2時間は180 mg/dL未満を目指します。血糖が過度に上昇しないようにコントロールすることが重要です。

原因

血糖値はインスリンの分泌量やインスリンの働きに左右されます。インスリンが不足して血糖をエネルギーに変換できない、またはインスリンは十分に分泌されても体がうまく利用できない場合、血糖値が上昇します。

合併症

高血糖が続くと、末梢神経(手足)の障害、網膜の血管障害による失明、皮膚や口腔の感染、骨粗鬆症、聴覚障害、腎臓障害などさまざまな合併症を引き起こします。

症状

血糖が高いときの主な症状は、喉の渇きの増加、倦怠感、視力のぼやけ、傷や感染の治癒遅延です。その他、空腹感の増大や頻尿も見られます。

リスク要因

過体重、加齢、特定の人種(黒人、アジア系、ヒスパニック系、アメリカ先住民)、家族歴、運動不足は高血糖のリスクを高めます。45歳以上の方は特に注意が必要です。

対策・解決策

  • 食事での糖分摂取を控え、加工甘味食品や白米・白パンなどの高炭水化物食品を避ける。
  • 果物や野菜を多く取り入れ、1,000 kcalあたり14 g以上の食物繊維を摂取する(食物繊維は血糖上昇を緩やかにします)。
  • 毎日30分以上の有酸素運動(ウォーキング、スイミング、ランニング、サイクリングなど)を行う。
  • 体重管理を徹底し、過体重を解消することで血糖値の上昇を抑える。
  • 定期的に医師のもとで血糖検査を受け、必要に応じて治療方針を相談する。

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