危険なほど高血糖の症状と糖尿病高浸透圧症候群
長時間にわたる高血糖は、糖尿病高浸透圧症候群(diabetic hyperosmolar syndrome)という重篤な状態を招くことがあります。インフルエンザなどの重い感染症の後に発症しやすく、血糖値が600 mg/dLを超えると血液がシロップ状に濃くなります。余分な糖は尿中に排泄され、大量の体液が失われるため、致命的な脱水状態に陥ります。
主な症状
- 極端な高血糖:血糖値が600 mg/dL以上は危険とされます。
- 頻尿:尿量が増え、夜間のトイレが頻繁になることがあります。
- 強い喉の渇きと口の乾燥:余分な糖を排出しようと体が水分を大量に失うため、強い渇きを感じます。
- 倦怠感・筋力低下:高血糖が体に負担をかけ、眠気や一側の筋力低下が起こります。
- 視力障害:血糖急上昇により視界がぼやけることがあります。
- 発熱:体温が38.5℃以上になることがあります。
- 重篤な合併症:適切に治療しないと糖尿病性昏睡や死亡に至る可能性があります。
これらの症状が現れたら、速やかに医療機関を受診し、血糖コントロールと適切な水分補給を行うことが重要です。
