自宅で血糖値を測定する方法
メリット
- 血糖値を適切に管理することで、インスリンショックや長期的な神経・血管・心臓障害のリスクを低減できます。
- 正確な血糖値が分かれば、インスリンの適切な投与量を選択でき、インスリンポンプと連携する機種では自動で投与が可能です。
必要な備品
- 血糖測定器本体
- 測定用ストリップ(機種に対応したもの)
- 血糖コントロール液(校正用)
- ランセットとランセットホルダー
- 綿球・アルコールパッド
- 取扱説明書(必ず熟読してください)
測定手順
- 測定ストリップの有効期限を確認し、期限切れの場合は新しいパッケージを開封します。
- ストリップのコード番号が測定器に表示されている番号と一致しているか確認し、必要に応じて設定を変更します。
- 手を温かい石鹸水で洗い、乾燥させます。アルコールで拭く場合は、完全に乾かすことが重要です。
- ランセットをホルダーにセットし、指先、前腕、または手のひらの側面をメーカーの指示通りに刺します。
- 血液が出たら、測定ストリップに滴らせ、測定器に挿入します。
- 測定が完了したら、綿球で血液の流れを止めます。
- 測定結果は測定器に保存されますが、保存期間が短い機種の場合は、日付・時間・状況・血糖値を手帳などに記録してください。
基準値(参考)
- 食前:70〜130 mg/dL(5〜7.2 mmol/L)
- 食後2時間:180 mg/dL(10 mmol/L)未満
- 妊娠中の妊娠糖尿病の場合、食前は95 mg/dL(5.3 mmol/L)以下、食後1時間は140 mg/dL(7.7 mmol/L)以下が目安です。
- 個人差がありますので、必ず主治医の指示に従ってください。
精度の確認
- 医療機関で年2〜4回、血液検査と測定器の結果を比較します。
- 結果がほぼ一致すれば測定器は正確です。差がある場合は、取扱説明書に従いキャリブレーションや設定の見直しを行います。
注意点とコツ
- 毎回異なる指を使用し、指先ではなく側面を刺すと痛みが軽減され、正確な測定が可能です。
- 使用前は必ず手を洗い、清潔なランセットを使用してください。
- 使用済みランセットは一般ゴミに捨てず、厚手のプラスチック容器(例:洗剤ボトル)に入れ、蓋をしっかり閉めて処分します。
- 測定器の取扱説明書は必ず守り、推奨される血糖目標はADA(米国糖尿病協会)の基準ですが、最終的には医師の指示に従ってください。
情報源
- 血糖測定器と消耗品はオンラインショップ、ドラッグストア、郵便注文で入手可能です。詳細は各種リソースページをご参照ください。
