1型糖尿病(若年性糖尿病)の見分け方
1型糖尿病(若年性糖尿病)の見分け方
1型糖尿病は急速に進行することがあります。数日間で症状が現れ、放置すると命に関わる危険があります。子どもや若年層に多い病気ですが、年齢に関係なく発症します。早期に警戒サインを知っておくことが重要です。
1. 1型糖尿病とは
自己免疫疾患により膵臓からインスリンが分泌されなくなります。インスリンは血糖を細胞に取り込ませエネルギーに変えるホルモンです。インスリンが不足すると血糖が上昇し、以下の症状が現れます。
- 喉の渇きが増す
- 頻尿
- 視力のぼやけ
- 体重減少
- 倦怠感・インフルエンザ様症状
- 混乱や集中力低下
2. 放置した場合の危険性(糖尿病性ケトアシドーシス)
インスリンが不足した状態が続くと、体は脂肪や筋肉をエネルギー源として利用し、血中に脂肪酸が増加します。これが酸性化を引き起こし、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)という命に関わる状態になります。主な症状は次のとおりです。
- 顔や体が赤くなり、熱感・乾燥した皮膚
- 食欲不振
- 腹痛、嘔吐
- 呼吸が速く深くなる(クスマウル呼吸)
- 眠気、落ち着きのなさ、最悪の場合は昏睡
3. 早期受診のすすめ
上記の症状に心当たりがある場合は、速やかに医師に相談しましょう。診断が確定すれば、インスリン療法や血糖管理をすぐに開始できます。
