インスリンを投与された非糖尿病患者に起こることは?
インスリンとは
インスリンは膵臓で産生されるホルモンで、血糖値を調整する役割があります。糖尿病患者では、インスリンの分泌不足またはインスリンの作用不全により血糖値が上昇します。糖尿病の治療薬としてインスリンが使用され、血糖コントロールを助けます。
糖尿病でない人がインスリンを投与された場合
糖尿病でない健康な人にインスリンを投与すると、血糖値が過度に低下し、低血糖(低血糖症)を引き起こします。低血糖は迅速に対処しなければ、重篤な症状や命に関わる危険があります。
低血糖の主な症状
- 手の震え
- 発汗
- 空腹感
- 吐き気
- 意識混濁・混乱
- めまい
- けいれん
- 意識消失
対処と緊急措置
症状が出たらすぐに医療機関へ連絡し、救急処置を受けることが重要です。軽度の低血糖であれば、砂糖やブドウ糖を含む飲食物(例:ジュース、キャンディー)を摂取して血糖値を上げます。重度の場合は、静脈内ブドウ糖投与やホルモン療法が必要となります。
低血糖は放置すると致命的になることがありますので、インスリンを誤って投与された場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
