リパーゼ検査とは?意味と結果の見方
リパーゼは膵臓から分泌される酵素で、脂肪の消化と吸収を助けます。食事中の脂肪が消化管を通過すると、膵臓からリパーゼが放出され、脂肪が吸収しやすい脂肪酸に分解されます。血液中のリパーゼ濃度を測定する検査がリパーゼ血液検査です。
検査の目的
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リパーゼ検査は、急性・慢性膵炎、クローン病、嚢胞性線維症、セリアック病などの診断・経過観察に用いられます。膵臓の異常が疑われる症状としては、激しい腹痛、発熱、食欲不振、吐き気などがあります。リパーゼと同時にアミラーゼ(別の膵酵素)の測定も行われることが一般的です。
正常範囲
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一般的な基準では、血中リパーゼは 16〜63 U/L(単位/リットル)とされていますが、検査機関によって基準値は異なることがあります。詳しい結果は担当医に確認してください。
リパーゼ値が高い場合
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リパーゼが上昇すると、急性膵炎の可能性が高まります。米国消化器学会のガイドラインでは、正常上限の 2 倍以上の上昇が診断基準とされ、5〜10 倍に達することもあります。急性膵炎発症後 24〜48 時間で上昇し、最長で 7 日間持続することがあります。
持続的な高値は膵管閉塞や慢性炎症を示唆するほか、胆嚢炎、腎不全、腸穿孔、膵臓がんとも関連します。コードイン、インドメタシン、モルヒネなどの薬剤もリパーゼを上昇させることがあります。
リパーゼ値が低い場合
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米国国立医学図書館によると、家族性リポタンパク質リパーゼ欠損症はリパーゼが測定できない、あるいは極めて低い値で診断されます。また、膵臓のリパーゼ産生細胞が永久的に損傷を受けた場合も低値が見られます。
