胆嚢が機能しないときの兆候と症状

胆嚢は肝臓の下にある小さな袋状の臓器で、肝臓から分泌される胆汁を一時的に貯蔵し、消化管へ放出する役割を担います。胆嚢がなくても生活は可能ですが、胆嚢が機能しなくなると様々な症状が現れることがあります。がんや胆石などが主な原因です。

症状が出ない場合

  • 胆嚢の異常は自覚症状が出ないことがあります。胆石や胆嚢がんは、外部からは確認できないほど静かに進行することがあり、特に胆嚢が肝臓の裏側に隠れているため診断が難しいです。

上部体の痛み(胆道性絞痛)

  • 最も一般的な症状は、右上部に感じる激しい痛みです。肩や背中、胸部、腹部に放散し、安静にしても痛みが続く場合は医師の診察が必要です。特に夜間や脂肪分の多い食事後に痛みが増すことがあります。

黄疸

  • 胆汁の流れが阻害されると、皮膚や眼球結膜が黄色くなる黄疸が現れます。大きな胆石や腫瘍が胆管を閉塞することが原因です。

消化器系の問題

  • 慢性的な下痢(1日4〜10回、3か月以上続く)や膨満感、ガスが溜まる感覚が起こります。ガス除去薬や鎮痛剤で改善しない場合は胆嚢の機能不全が疑われます。

その他の症状

  • 発熱や悪心、血圧低下、心拍数増加などが見られることがありますが、これらは他の症状と併発することが多く、単独では他の疾患を示すこともあります。

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