頻繁にげっぷが出る主な原因
食事・飲み物
食事中に空気を多く飲み込むと、げっぷが頻繁に起こります。速く食べたり、ストローで飲んだりすると空気を吸い込みやすく、繰り返しげっぷが出ます。また、合わない義歯やガム・ハードキャンディ、喫煙も空気の過剰摂取を招きます。炭酸飲料やビールは二酸化炭素を含むため、げっぷを誘発します。
緊張や不安
米国消化器学会(ACG)によれば、緊張状態では無意識に空気を飲み込むことが多いといいます。食事をゆっくり取る、リラクゼーション法を取り入れると改善することがありますが、これらの生活改善だけでは解消しない場合、認知行動療法やリラクセーションテクニックなどのメンタルヘルス治療が有効です。
胃炎
胃の炎症(胃炎)は頻繁なげっぷの代表的な原因です。慢性胃炎は主にヘリコバクター・ピロリ感染が原因で、医師の診断のもと抗生物質で治療できます。胃潰瘍や胃排出遅延(胃無力症)も同様にげっぷを引き起こします。腹痛、嘔吐、下痢、便秘、血便などの症状が伴う場合は、速やかに医療機関を受診してください。
胃酸逆流(GERD)
胃食道逆流症(GERD)は胃酸が食道に逆流し、症状を和らげようと頻繁に飲み込むことで空気が過剰に取り込まれ、げっぷが増えます。市販薬や処方薬で胃酸を抑える治療が一般的ですが、シメチコンなどの抗ガス薬はげっぷの改善に大きな効果は期待できません。
