クローン病と胆道ジスキネジア:診断と治療の違い

クローン病(Crohn’s Disease)

クローン病は自己免疫性の炎症性腸疾患で、消化管全体に炎症が広がります。小腸・大腸・結腸のいずれでも炎症が起こり得ます。根治は困難ですが、薬物療法で症状をコントロールできます。

クローン病の主な症状

腹痛、激しい下痢、便秘、血便、潰瘍などが挙げられます。症状の重さは個人差が大きく、寛解期にはほとんど症状が出ないこともあります。

胆道ジスキネジア(Biliary Dyskinesia)

胆道ジスキネジアは胆石がない状態で胆嚢の機能障害が起こる病気です。急性に発症することもあれば、慢性的に続くこともあります。胆嚢が適切に収縮して胆汁を放出できないことが原因です。

胆道ジスキネジアの主な症状

右肋骨下部や上腹部の鋭い痛み、腹部の痙攣感、嘔吐、膨満感、下痢などが見られます。

正確な診断の重要性

クローン病と胆道ジスキネジアは症状が似通っているため、鑑別が難しいことがあります。胆道ジスキネジアの診断では、CCK‑HIDAスキャンが一般的です。核医学と画像撮影で胆嚢の収縮様式を評価します。正確な診断は重要で、胆道ジスキネジアの場合は胆嚢摘出術(胆嚢摘出)が必要になることが多いです。

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