重炭酸ナトリウム(ベーキングソーダ)の経口使用

機能

重炭酸ナトリウムは胃の酸を中和し、消化管の刺激を抑えます。メルク医学マニュアルによれば、最も強力で速効性のある制酸剤のひとつです。

使用目的

胸焼け、酸性胃炎、胃もたれなどの酸性消化不良の治療に用いられます。また、医師は胃潰瘍による痛みの緩和にも重炭酸ナトリウムを推奨することがあります。

製剤形態

錠剤、カプセル、液体溶液、粉末や顆粒など、さまざまな形で市販されています。水に溶かして使用することも可能です。

使用期間

継続的に使用すると血液の化学バランスが変化し、吐き気、頭痛、倦怠感などの副作用が現れる可能性があります。そのため、通常は数日以内の短期間使用が推奨されます。

注意点

胎児への影響は不明なため、妊娠中の使用は安全な代替手段がない場合に限られます。盲腸炎の既往、直腸出血、むくみ、心疾患、高血圧、腎臓・肝臓疾患、妊娠中毒症(トキシミア)などの既往がある方は使用を控えるべきです。また、6歳未満の子どもには使用できません。

消化器の健康 - 関連記事