憩室炎の原因と危険因子
原因
- メイヨークリニックによると、腸内の圧力が高まることで憩室に感染が起こり、炎症が発生すると考えられています。また、憩室が糞便を溜め込んだり血流を妨げることも炎症の原因になります。
危険因子
- 国立消化器病情報センターのデータでは、40歳以上の約10%、60歳以上では約50%が憩室炎を発症します。低繊維食、運動不足、肥満などの生活習慣がリスクを高めます。
症状
- 多くの患者は無症状ですが、症状が出る場合は左下腹部の痛み、発熱、吐き気、嘔吐、下痢や便秘、直腸出血、膿瘍や穿孔、腸と他臓器との瘻孔(ろうこう)形成、腸閉塞などがあります。
診断
- 憩室が感染を起こすまでは通常診断されません。医師は腹部X線やCT検査で大腸の状態を確認し、虫垂炎、炎症性腸疾患、結腸がんなど他の疾患を除外します。
治療
- 軽症例は抗生物質と流動食で治療できることが多いです。膿瘍や瘻孔、炎症が広範囲の場合は外科手術で膿瘍除去や瘻孔閉鎖、炎症が広がった腸管の切除が行われます。
