Dobhoff給餌チューブとは?
定義
Dobhoff給餌チューブは、鼻から挿入し食道を通って胃まで到達させる経鼻胃管です。鼻にテープで固定し、肺に誤って入らないようにします。
使用目的
このチューブは、薬剤・液体・ビタミン・栄養食を胃に直接投与するために使用されます。入院中や手術前後、嘔吐が強い時など一時的に利用されますが、嚥下障害がある方は長期または永久に使用することがあります。
装着手順
通常は看護師が装着します。患者の鼻から適切な長さを測り、外側にマーカーで目印を付けて位置を確認します。潤滑剤を塗布したチューブを迅速に胃まで挿入し、胃液を抜いて正しく胃内に入っていることを確認します。
日常のケア
チューブの取り扱い前後は必ず手を洗いましょう。テープを外す際は鼻周りを石鹸と水で洗浄し、しっかり乾かしてから新しいテープを貼ります。鼻腔の赤み、腫れ、潰瘍がないか定期的にチェックし、必要に応じて少量のワセリンで保護します。また、詰まり防止のために8時間ごとに30 mLの水でチューブを洗浄してください。
注意点・警告
チューブの長さが鼻孔内で前後に動いた場合は、すぐに使用を中止し医師に連絡してください。位置がずれると胃外に出ている可能性があります。液体が流れにくい、嘔吐・下痢・吐き気が続く場合は、チューブが詰まっている可能性があるため、速やかに医療スタッフに相談してください。場合によっては看護師が詰まりを除去できることもあります。
