コラゲナ性大腸炎の薬物治療
コラゲナ性大腸炎は炎症性腸疾患の一つで、主な症状は慢性的な水様性の血液を伴わない下痢です。治療はまず低脂肪食など生活習慣の改善から始め、必要に応じて薬物療法へ移行します。
抗下痢薬
- 症状が自然に改善しない、または低脂肪食だけでは寛解できない場合、イモジウム(ロペラミド)やロモチル(ロペラミド)などの市販薬が使用されます。重症例ではペプトビスマルが選択肢となります。
抗炎症薬
- 抗下痢薬だけで効果が不十分な場合、メサラミン(ロワサ・カナサ)やスルファサラジン(アズルフィジン)などの処方薬が使用されます。
ステロイド
- 急激な重度の下痢発作時には、プレドニンやブデソニド(エントコート)などのステロイドが炎症抑制のために処方されます。
免疫抑制薬
- 他の薬が効果を示さない重症例では、アザチオプリン(イムラン)などの免疫抑制薬が検討されます。
手術
- 薬物療法がすべて失敗した場合、結腸全摘または部分摘出の手術が考慮されます。
