逆流性喉頭炎の治療法

逆流は、胃酸や食べ物が胃から食道・喉頭へ逆流する状態で、括約筋の機能低下が原因です。逆流性喉頭炎は、胃酸が喉頭に流れ込むことで、喘息様症状、喉の痛み、咳、慢性的な声のかすれ、異物感などを引き起こします。

制酸剤

最も基本的な治療は、ロレイド、タムス、アルカセルツァー、マロックス、ガビスコンなどの制酸剤の使用です。制酸剤は、食後30〜60分、就寝前に服用するのが一般的です。下痢や便秘など副作用があるものもあるため、使用前に医師または薬剤師に相談し、他の薬との相互作用がないか確認してください。

食事管理

逆流性喉頭炎の症状を悪化させる食品は避けましょう。揚げ物や辛い料理、トマト、チョコレート、玉ねぎ、ペパーミント、柑橘類は控えめに。カフェイン、タバコ、アルコールも刺激となります。脂肪分の少ない食事を心がけ、夕食は少量にし、就寝前の間食や横になることは避けてください。

薬物療法

市販の酸分泌抑制薬(ペプシド、ザンタック、タガメット、アキシド)を試すことができます。症状が改善しない場合は、医師の処方によるプロトンポンプ阻害薬(プレビン、プレバシッドなど)を使用します。これらは胃酸の生成を強力に抑制します。また、胃の排出を促進するレグラン(メトクロプラミド)も処方されることがあります。

生活習慣の改善

腹部を締め付けないゆったりした服装を選び、ストレスを減らすことで胃酸分泌を抑えられます。深呼吸や瞑想などのリラクゼーション法を取り入れ、過体重の場合は体重減少を目指しましょう。

予防策

就寝時はベッドの頭部を高くすることで逆流を防げます。ベッド脚の下にブロックを置く、枕を2〜3個重ねる、またはウエッジ型のフォーム枕を使用すると効果的です。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は逆流を悪化させることがあるため、可能なら避けてください。カルシウム拮抗薬や抗コリン薬など、一部の処方薬も逆流の原因になることがありますので、医師に代替薬を相談しましょう。自己判断で薬を中止しないことが重要です。

消化器の健康 - 関連記事