乳糖不耐症検査前に避けるべき食品

乳糖不耐症は、乳に含まれる糖(乳糖)を分解できない消化器疾患です。小腸で乳糖を分解する酵素であるラクターゼが不足していることが原因です。検査は、12〜24時間の絶食後に実施するのが最も正確です。食事や飲料、薬剤が検査結果に影響を与えるため、検査前の食事管理が重要です。

症状の確認

乳製品を摂取してから30分以内に症状が現れます。牛乳は特に症状が強く、ヨーグルトやチーズなど加工品でも起こります。主な症状は胃痛、痙攣、ガス、げっぷ、膨満感、吐き気、嘔吐、下痢で、長時間続くと倦怠感やイライラを伴うことがあります。症状が疑われる場合は医師に相談し、検査と食事指導を受けましょう。

検査の仕組み

代表的な検査は「水素呼気試験」と「乳糖耐性試験」です。水素呼気試験は、乳糖が未消化のまま腸内で発酵し、生成された水素を呼気で測定します。最初に呼気サンプルを採取し、乳糖を含む飲料を摂取後30分で再度測定します。水素濃度が上昇すれば乳糖不耐症が疑われます。乳糖耐性試験は、乳糖入り液体を飲んだ後の血糖値や症状の変化を2時間にわたって観察します。

検査前の絶食と注意点

検査の正確性を保つため、検査前12〜24時間は食事・飲料を控えます。特に乳製品(ヨーグルト、チーズ、牛乳、アイスクリームなど)は検査の48時間前までに摂取しないようにしましょう。乳糖を含む食品を摂取した直後は症状が出ますが、翌日には酵素が一時的に増えるため症状が出にくくなることがあります。

検査に影響を与える食品の種類

低乳糖の乳製品や乳糖減少ミルク、チーズ、豆乳、米乳などでも乳糖が含まれるため、検査結果に影響します。加工食品にも乳糖が添加されていることが多く、これらも検査前に除外する必要があります。

検査前に避けるべき食品例

乳糖は以下のような食品に隠れていることがあります。検査の48時間前までにすべて除去してください。

  • パン類、ベーカリー製品、インスタントポテト、スープ
  • バター、マーガリン、サワークリーム、チョコレート、キャンディ
  • プロテインバー、加工肉、スナック菓子、サラダドレッシング、グレービー、フロスティング、プリン
  • コーヒークリーマー、ホイップクリーム
  • 一部の医薬品(例:経口避妊薬、胃腸薬)にも乳糖が含まれることがあります。薬を中止する場合は必ず医師に相談してください。

正しい検査結果を得るためには、検査前の食事管理が欠かせません。疑わしい症状がある場合は、医師と相談しながら適切な検査と食事指導を受けましょう。

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