サナダムシ感染の治療法とは
目的
マヨクリニックによると、サナダムシ治療の主な目的は腸内の成虫を殺し、体内から除去することです。薬は消化管での吸収がほとんどないため、卵を殺すことはできません。治療中は排泄した卵で再感染しないよう注意が必要です。
薬物療法
医師は虫に対して毒性のある薬を処方します。主に使用される薬はプラジカンテルとアルベンダゾールで、サナダムシの種や感染部位に応じて選択されます。マヨクリニックによれば、薬物治療は95%以上の確率で感染を除去します。
治療期間と検査
薬の服用が終わった後、医師は1〜3か月にわたり便検査を行います。種によって期間は異なりますが、検査で成虫の節片(プログロッティド)や幼虫・卵が検出されなければ治療成功と判断されます。再び感染が疑われる場合は追加の薬が処方されます。
抗炎症薬の併用
卵を摂取して感染した場合、虫体が腸外の組織に移動し嚢胞(シスト)を形成することがあります。その際は抗炎症ステロイドを併用し、嚢胞による腫れや炎症を抑えます。
手術の必要性
嚢胞が肺や肝臓などの重要臓器にできた場合、生命に関わる危険が生じます。こうしたケースでは嚢胞を外科的に除去する手術が必要です。重症例では臓器移植が検討されることもあります。
再感染防止の注意点
サナダムシは非常に感染しやすいため、治療中は特に再感染に注意してください。トイレの後や食事前は必ず石鹸と流水で手をしっかり洗いましょう。
