肝硬変患者のための食事ガイド
肝硬変は慢性肝疾患により肝細胞が線維化し、肝機能が低下する状態です。栄養不良やむくみを防ぐため、食事管理が重要です。以下に肝硬変患者が実践すべき食事のポイントをまとめました。
アルコールは絶対に摂取しない
肝硬変の主因はアルコール依存です。肝臓がアルコールを解毒できなくなるため、少量でも危険です。完全に禁酒し、肝臓への負担を減らしましょう。
ナトリウムの摂取を抑える
肝硬変患者は体内に水分がたまりやすく、むくみや腹水が起こります。塩分はこれを悪化させ、尿量も減少させます。1日の食塩相当量は2,000 mg未満を目安にし、加工食品や醤油、インスタント食品は控えましょう。新鮮な野菜や果物は低ナトリウムです。
不足しがちな栄養素の補給
食欲不振や吐き気により、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが不足しやすくなります。サプリメントや医師が処方する栄養ドリンクで補うことを検討してください。
バランスの取れた食事
低脂肪・低コレステロールを基本に、果物・野菜・全粒穀物を多く取り入れましょう。適正体重を維持することで、肝臓の負担を軽減できます。
食事回数の工夫
一度に大量の食事が難しい場合は、1日3~5回の少量の食事に分けて摂ります。少量頻回に食べることで、吐き気を抑えつつ必要なカロリー・タンパク質・ビタミンを確保できます。
