曲がりくねった結腸の症状と対策
曲がりくねった結腸(別名:冗長結腸)は、結腸が通常より長く、ねじれや曲がりが多い状態を指します。名前は怖く聞こえますが、実際には深刻な疾患であることは稀です。多くの場合、食生活の改善だけで症状は緩和できます。
事実
- 「曲がりくねった」とは痛みの程度ではなく、結腸が曲がりやねじれを多く持つことを意味します。結腸が長くなると、過度にねじれることで腸閉塞のリスクが高まります。
- 先天的に結腸が長い人もいれば、食物繊維が不足し便が硬くなることで長期的に便通が悪くなり、結果として結腸が伸びてしまうこともあります。
症状
- 腹部の痙攣、膨満感、過剰なガス、排便パターンの乱れなどが見られます。場合によっては、体内に老廃物が溜まり皮膚に発疹が出ることもあります。
診断
- 大腸内視鏡検査(コロノスコピー)が標準的です。内視鏡で結腸の内部を観察し、潰瘍やポリープ、出血、炎症に加えて結腸の長さやねじれ具合を確認します。ねじれが強すぎると内視鏡が全長まで到達できない場合があります。
治療
- まず結腸への負担を減らすことが重要です。食物繊維を多く含む新鮮な果物や野菜を積極的に摂り、十分な水分を取ります。繊維と水分により便が柔らかくなり、排便が楽になります。食事改善だけで症状が改善しない場合は、医師の指示のもと緩下剤を使用します。
誤解
- 曲がりくねった結腸が癌を引き起こす、あるいは癌のリスクを高めるという科学的根拠はありません。
