便に粘液が混ざるのは何を意味するのか?
機能
消化管の粘膜は粘液を分泌しています。粘液は腸内を滑らかにし、食べ物がスムーズに通過できるようにする潤滑剤の役割と、胃酸や消化酵素から腸壁を保護するバリアの役割があります。
同定
粘液はゼリー状の分泌物で、白色、透明、黄色、緑色などさまざまな色があります。便全体を覆うこともあれば、便の表面に筋状に見えることもあります。時には血液が混ざることもあります。
留意点
メイヨークリニックによれば、便に少量の粘液が混ざるのは通常のことです。下痢や便秘の際に粘液の量が増えることも珍しくありません。
心配すべきサイン
数週間以上にわたり粘液の量が増加し続ける場合や、粘液とともに血液が混ざっている、排便パターンに変化がある、異常な痛みがあるといった症状がある場合は、医師の受診をおすすめします。
考えられる原因
- 痔核(じかく)
- 過敏性腸症候群(IBS)
- クローン病
- 潰瘍性大腸炎
- 細菌感染
- 腸閉塞
治療法
治療は基礎疾患の診断に基づきます。細菌感染が確認された場合は抗生物質が処方されます。腸の機能障害が原因の場合は、薬物療法、生活習慣や食事の改善が行われます。代替医療を取り入れる医師は、プロバイオティクスや栄養補助食品、その他の自然療法を提案することもあります。
