クローン病が引き起こす貧血の症状
クローン病は大腸に炎症が起こる疾患で、下部消化管に深部炎症が広がります。炎症により腸の蠕動運動が乱れ、下痢や痙攣、潰瘍が生じます。潰瘍が重症化すると出血し、結果として貧血を引き起こすことがあります。以下に、クローン病による貧血でよく見られる症状をまとめました。
出血
便に血が混じることがあります。血便はトイレの便器に赤い血が見える場合もあれば、便が黒くタール状になることもあります。出血がなくても貧血が進行するケースがあります。
倦怠感
血液量が減少し酸素供給が低下するため、全身に疲労感や倦怠感が現れます。軽い運動でも疲れやすくなるのが特徴です。
皮膚の蒼白・色素変化
赤血球が減ると肌が蒼白になり、手足の先端が冷たく感じることがあります。
心血管系の異常
酸素不足により心拍数が増加したり、不整脈を起こすことがあります。胸部に圧迫感や痛みを感じることもあります。
呼吸器系の症状
息切れや呼吸困難を感じやすくなります。軽い動作でも息が上がり、めまいや失神につながることもあります。
認知機能の低下
集中力の低下、記憶力の低下、頭痛や混乱感が現れることがあります。
これらの症状が見られたら、早めに医師の診察を受けましょう。
