おなら(鼓腸)の対処法と治療法
食事で鼓腸を抑える方法
ガスを発生させやすい食品を取り除くのは、個人差が大きい試行錯誤です。代表的な原因食品は豆類、キャベツなどの野菜、ソルビトールやフルクトース、そして小麦ふすま、牛乳・チーズなどです。
原因が特定しにくい場合は、ガスを出さないと考えられる食材だけで食事をし、徐々に他の食品を加えて様子を見るとよいでしょう。食事日記をつけると効果的です。食後の膨満感やおならの有無、時間を記録します。代表的なガス抑制食として「BRAT(バナナ・米・リンゴソース・トースト)食」があります。
腸内環境を整える食品を取り入れることも有効です。ヨーグルトなどに含まれるプロバイオティクスや、食物繊維の増加は便通を促し、腸内にガスがたまりにくくなります。
脂肪分の多い食品は消化に時間がかかり、腸内で長く滞留するためガスが増えやすいです。
薬で鼓腸をコントロールする方法
乳糖不耐症が原因の場合は、乳糖分解酵素タブレット(ラクターゼ)や、豆類の糖質を分解する酵素製品(例:Beano)を使用すると効果があります。
腸内細菌の過剰増殖が疑われるときは、医師の指示のもと抗生物質が処方されることがあります。
プロバイオティクスは善玉菌を増やし、消化を助けます。
制酸剤は胃でガスを泡立たせてげっぷを促すため、飲み込んだ空気が腸に届くのを防げますが、腸内で発生するガスには効果がなく、長期使用は逆効果になることもあります。
活性炭は毒素やガスを吸着するため、食事と一緒に錠剤で摂取すると胃腸内のガス発生を抑えられます。
空気の飲み込みを減らす工夫
ガムやハードキャンディの使用、ストローでの飲み物、喫煙、ゆるい義歯、炭酸飲料、歯ぎしり、口を開けたままの咀嚼、早食い、緊張や不安などは、知らずに空気を飲み込みやすくします。
これらの行動を控えるだけでも、おならの頻度を大幅に減らすことができます。
