胃食道逆流症(GERD)の治療法ガイド
実践すべきこと
- ベッドの頭部を約15〜20センチ(6〜8インチ)持ち上げる。食後すぐに横になるのを避け、頭部を高く保つことで胃酸が食道に逆流しにくくなります。
- 肥満がある場合は体重減少を目指す。腹部の余分な圧力が逆流を助長します。
- 刺激物を控える。辛いもの、脂っこい揚げ物、カフェイン、アルコールは胃酸分泌を増やすため、避けることが望ましいです。
制酸剤(Antacids)
- 制酸剤は胃酸を中和するアルカリ性の薬剤で、胃粘膜をコーティングして逆流症状を緩和します。
- 一般的には錠剤(噛んで服用)や液体(例:Maalox、Mylanta)で市販されています。用法は医師の指示に従い、1日4回、2錠ずつなどとします。
薬物療法
- 医師が処方する薬剤は胃の排出を促進したり、下部食道括約筋(LES)の緊張を高めたりします。代表的な薬剤にレグラン(ドンペリドン)があります。
- 食事30分前と就寝前に服用し、胃の準備を整えることで逆流の頻度を減らします。
手術療法
- 薬物療法や生活習慣改善で効果が得られない場合、外科的介入が検討されます。
- 手術は下部食道括約筋を強化し、逆流を根本的に防止します。腹部へ小さな切開を入れる腹腔鏡手術が主流で、回復は比較的早いです。
