胃酸逆流の対策と食事ガイド
胃酸が逆流し、胸の焼けつくような痛みや口の奥に酸っぱい味が感じられる状態を胃酸逆流(逆流性食道炎)と言います。食後や就寝時、前かがみになると症状が悪化しやすく、妊娠や特定の食品、アルコール、喫煙、薬剤も誘因となります。食道の括約筋が緩む胃食道逆流症(GERD)では、長期にわたる逆流が食道粘膜を傷つける恐れがあります。
胃酸逆流の治療法
- 生活習慣の改善と市販薬の併用が基本です。具体的には、食事内容の見直し、体重管理、禁煙、必要に応じた薬剤(制酸剤、泡剤、H2ブロッカー)を利用します。症状が週に2回以上続く、または悪化する場合は、消化器専門医の受診をおすすめします。
胃酸逆流を引き起こしやすい食品
- 食事と症状の記録をつけ、個人のトリガー食品を特定しましょう。以下は一般的に逆流を悪化させやすいとされる食品例です。
・揚げ物
・高脂肪食品
・チョコレート
・ミント系(ペパーミント)
・アルコール飲料
・炭酸飲料
・カフェイン含有飲料
・コーヒー(デカフェ含む)
・酸味の強い調味料(ケチャップ、マスタード、酢、トマトソース、ドレッシング)
・柑橘類やジュース
・辛味の強い食品やホットソース
その他の対策
- 食後すぐに横になると逆流しやすくなるため、就寝や横になる30分前までに食事を終えることが重要です。特に夕食は軽めにし、就寝の2〜3時間前までに摂りましょう。
また、食後30分間、無糖のガムを噛むと唾液が増え、食道内の酸を中和して逆流を抑える効果が期待できます。
