潰瘍性大腸炎の食事と生活指針
乳製品
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患では、乳製品の消化が難しいことがあります。腹痛や下痢が出る場合は、低乳糖ヨーグルトやチェダー・スイスチーズなどの低乳糖製品、または乳糖不耐症用のラクトエイドなどを試すと良いでしょう。
食物繊維
食物繊維は健康的な食事に推奨されますが、炎症性腸疾患の患者は過剰な繊維で下痢やガス、腹痛が悪化することがあります。生野菜が難しい場合は、蒸す、煮る、焼くなど調理した野菜を選びましょう。特に、カリフラワー、キャベツ、生ニンジン、生リンゴなどは消化が厳しいことがあります。自分に合う繊維源を少しずつ試し、耐性を確認してください。
刺激食品
症状を悪化させる可能性のある食品は避けるべきです。例として、豆類、生の果物やジュース(特に柑橘系)、チョコレート、ポップコーン、辛い料理があります。カフェインやアルコールを含む飲料も症状を刺激することがあるので注意しましょう。
栄養士の活用
バランスの取れた食事を心がけ、飽和脂肪酸、コレステロール、糖分、ナトリウムの摂取は控えめにしますが、個々の症状に合わせた食事プランを作るのは大変です。体重減少が見られる場合は、専門の栄養士と相談して適切なカロリーと栄養を確保しましょう。
生活習慣
ストレスは症状を悪化させるため、できるだけ減らす工夫が必要です。定期的な運動やヨガ、深呼吸などのリラクゼーション法が有効です。また、十分な水分補給を心がけ、必要に応じて医師や栄養士にマルチビタミンの摂取を相談してください。
考慮すべき点
米国クローン・大腸炎財団やNIH消化器疾患・栄養部門などで情報やサポートが得られます。病院での患者会に参加すると、同じ病気を持つ人と経験を共有できます。潰瘍性大腸炎の重篤な合併症として穿孔、大腸がん、肝疾患、重度の脱水があります。疑いがある場合は速やかに医師の診断を受けましょう。
