アメーバ性大腸炎の食事療法
アメーバ性大腸炎は、アメーバ性赤痢の後に腸壁に潰瘍ができ、そこに寄生虫が感染することで起こります。その結果、結腸の粘膜が炎症を起こし、下痢、激しい腹痛、高熱、血便などの症状が現れます。急性期には、塩とブドウ糖の溶液での補液が行われ、回復期には消化に負担の少ない基本的な食事が重要です。
生活習慣のポイント
- 十分な水分補給を心がけ、1日6〜8杯の水を飲むことで脱水と便秘を防ぎます。
- 少量・頻回の食事をとり、空腹を感じたら食べ、満足したら止めるようにします。大量の食事は消化管を刺激しやすく、不快感を招きます。
- 食事中は小さく噛んでよく咀嚼し、消化を助けます。
避けるべき食品
- アルコールやカフェインは消化管を刺激し、脱水を悪化させるため控えます。
- 全粒穀物、豆類、生野菜、硬い肉など繊維質が多い食品は消化が困難なので、回復期は避けます。
- ガスを発生しやすいブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、芽キャベツ、乾燥エンドウ、レンズ豆、玉ねぎ、ネギ、ピーマン、炭酸飲料なども控えめにします。
積極的に摂るべき食品
- 低繊維で消化しやすいバナナ、白米、アップルソース、トースト(全粒ではない)などが最適です。ハーブティーやヨーグルト(乳糖不耐症でなければ)もおすすめです。
- その他、精製されたパン類(ベーグル、イングリッシュマフィン等)、シリアル(チェアリオス、クリームオブウィート等)、クラッカー、精製パスタ、プルーンジュース以外の果汁、メロン、桃、アプリコット、野菜ジュース、皮をむいたジャガイモ、柔らかい肉、魚、豆腐、卵なども摂取できます。
- これらの食品は栄養とエネルギーが豊富で、体の回復をサポートし、徐々に通常の健康的な食事へ移行しやすくなります。
