回虫(ピンワーム)感染症の治療法と対策

回虫(ピンワーム)とは

回虫は約1.3センチほどの白い細長い寄生虫で、主に人間や動物の腸内に生息します。成人でも感染しますが、特に土や砂場に触れる機会が多い学童に多く見られます。卵は汚染された食物や玩具、衣類などを通じて口に入ることで体内に取り込まれ、腸内で孵化し成虫へと成長します。

治療は家族全員で行う

家族の一人が感染した場合、全員が徹底した衛生管理を行う必要があります。トイレ使用後やペットと触れた後、食事の前には必ず石鹸で30秒以上手を洗いましょう。爪は短く切り、体のしわや指の間も丁寧に清掃して卵が付着しないようにします。

注意点

寝具や下着は頻繁に取り替え、熱湯で洗濯し、乾燥後にアイロンをかけて卵を死滅させます。ペットが感染している疑いがある場合は、獣医の診察を受けて駆除してください。

家庭でできる自然療法

古くから伝わる安全なセルフケアとして、以下の食品が有効とされています。

  • にんにく(生のクローブまたはカプセル)を噛む、または経口摂取。
  • パパイヤの種を空腹時に噛んで飲み込む。
  • アーモンドの皮やイチジクジュース(健康食品店で入手可能)。
  • チャパラル茶を空腹時に1日3回。
  • かぼちゃの種(民間療法で有名)。

最も手軽な確実な治療法

実は食塩(塩化ナトリウム)だけでも高い効果が期待できます。回虫に感染した子どもは塩分が不足しがちです。1〜2週間、食事に塩を多めに加えることで回虫を駆除できるケースが報告されています。

市販薬・処方薬

重症例や即効性が求められる場合は、市販の駆虫薬が利用できます。例として「リース・ピンワーム薬」は体重1ポンド(約0.45kg)あたり5mgを1日服用し、ピラントールパモエートが有効成分です。2歳以上の子どもと成人が使用可能ですが、必ず添付文書の指示に従ってください。

それでも効果が不十分な場合は医師に相談し、処方薬を使用します。代表的な処方薬には「ポバン」や「アンテパー」などがあり、1回の投与で90%以上の治癒率が報告されています。

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