憩室炎の主な症状と注意点
憩室炎は、消化管(主に大腸や小腸)に小さな袋状の突出部(憩室)ができ、そこに食べかすや細菌がたまって感染・炎症を起こす疾患です。症状は他の病気と重なることがありますが、以下の症状が揃うと憩室炎が疑われます。
突然の腹痛
特に左下部に激しい痛みが突然現れます。痛みが強く、すぐに医療機関を受診したくなるほどです。
腹部の圧痛
日中は腹部全体が触れると痛むことがあり、痛みの強さは人によって異なります。
膨満感(お腹の張り)
一部の患者は腹部に膨満感を感じますが、痛みは伴わないことが多く、むくみやガスだと勘違いしやすいです。
出血
腸や大腸の炎症により血液が混じることがあります。便に血が混ざる、トイレの水やトイレットペーパーに血が付くなどが見られます。出血は自然に止まることもありますが、重大なサインなので速やかに受診してください。
吐き気・嘔吐
稀に吐き気や嘔吐が現れます。他の疾患でも起こり得るため、他の症状と合わせて判断が必要です。
膀胱感染(尿路感染)
症状が放置されると、腸の感染が膀胱に波及し、排尿時の痛みや頻尿を伴う膀胱炎を引き起こすことがあります。まれな合併症ですが、注意が必要です。
めまい・ショック
長時間の出血や感染が進行すると、血圧が急激に低下しめまいや失神、最悪の場合ショック状態になることがあります。緊急性が高いため、すぐに医療機関へ。
