車椅子利用者へのケア方法
車椅子に乗っている方のケアは、忍耐と適切な訓練が必要です。状況は人それぞれ異なり、必要とされる支援の程度もケースバイケースです。日常の服薬や着替え、外出のサポートだけで済む場合もあれば、ほぼすべての生活支援が必要な場合もあります。
ケアの基本手順
-
1. 常に敬意を持って接する
障害は怪我や病気、先天的な要因などさまざまです。生まれつきの方もいれば、最近になって障害を抱えるようになった方もいます。車椅子の方を哀れむような態度は失礼です。歩行できる人と同じように、丁寧に会話し、尊重して接しましょう。 -
2. 具体的な支援内容を本人に確認する
「何が必要か」を本人に尋ねることが重要です。全く無力だと決めつけると、相手に不快感を与えることがあります。どの作業を手伝ってほしいか、どれを自分でやりたいかを率直に話し合い、指示に従いましょう。 -
3. 車椅子の構造と操作方法を把握する
介護者は、車椅子の部品や機能を理解しておく必要があります。特に電動車椅子は操作が複雑です。取扱説明書があれば参照し、無い場合は利用者本人にブレーキ、ロック、足置き、電源スイッチなどの使い方を教えてもらいましょう。 -
4. 環境を車椅子に対応させる
自宅や職場、車内などのバリアを取り除きます。建物の入口にスロープを設置し、ドア幅を広げ、机や作業台の高さを調整するなど、車椅子でもスムーズに移動できる環境を整えましょう。
