食事をサポートする適応機器

座位(シーティング)

正しい姿勢は、食事スキルの習得と安全の両方に不可欠です。口腔運動や嚥下に問題がある人は誤嚥のリスクが高まります。食べ物が喉に入る前に口の中に戻らないよう、食事中は臀部・膝・足首をすべて90度に保ち、平らで安定した食卓に座らせます。

皿(プレート)

高縁の皿は、微細運動障害がある人が食べ物をすくいやすくするだけでなく、視覚障害がある人にとっては手で縁を感知できるため有用です。耐久性のあるプラスチック製の皿を選べば、転倒しても割れません。

食事用具(カトラリー)

普通のカトラリーを握りにくい人には、ハンドル部が太くなったものや、通常のスプーン・フォークに装着できる適応スリーブがあります。全く握れない場合は、ベルクロで手に直接固定できるカトラリーが有効です。

重量付きスプーンやフォークは触覚フィードバックを強化し、神経疾患のある方に適しています。角度が付いたスプーンは手首の動きを最小限に抑え、手首可動域が制限されている人に向いています。

カップ(コップ)

ハンドルが太くなったマグは握りやすく、軽量のプラスチック製カップは陶器やガラス製に比べ持ち上げやすく、落としても割れません。シッピーカップは倒れてもこぼれにくく、年長者や大人が使いやすいスポーツカップも同様の機能を提供します。

マット

食器の下に滑り止めマットを敷くと、食器が動きにくくなり、必要なときにすぐ見つけやすく、こぼれのリスクが減ります。同じマットを椅子の座面に敷けば、前方に滑りやすい人がヒップストラップを使用しなくても安定できます。

障害(ディスアビリティ) - 関連記事