義足の種類と特徴
事故や疾患で脚を失った方でも、義足を使用すれば日常生活を大幅に改善できます。義足は主に膝下義足と膝上義足の2種類に大別され、近年は技術革新により機能性が向上しています。
膝下義足(トランスティビアル)
膝下義足は、残存した膝上部の切断端がある場合に使用されます。ソケット、シンク(すね部)、足部から構成され、膝関節が残っているため、膝上義足に比べて歩行が比較的容易です。
膝上義足(トランスフェモラル)
膝上義足は、膝関節から上のすべての部位が失われた患者向けです。ソケット、人工膝関節、シンク、足部で構成され、人工膝の機構が複雑なため、操作や適応に時間がかかります。
最新技術
義足技術は日々進化しています。例えば、Otto Bock Healthcare が開発した「C‑レッグ」は、走行やサイクリングなどのスポーツ活動に対応できる高度なプログラム可能システムで、価格は非常に高価です。
費用
2009 年のデータでは、膝下義足の価格は約6,000〜8,000米ドル、膝上義足は約10,000〜35,000米ドルとされています。
歴史
米国国立科学アカデミーは 1945 年に人工四肢プログラムを開始し、従来の木製・銅製義足から、より高度な素材と設計へと技術革新を推進しました。
