青尾トカゲ摂取と猫の前庭疾患:原因と対策
猫の前庭疾患は、青尾トカゲやムカデの摂取が直接の原因ではありませんが、トカゲを食べた猫が前庭症状を示すことがあります。
トカゲの特徴
- 青尾トカゲ(スキンク)は米国南東部が原産で、体は縞模様、尾は鮮やかな青色です。
- 捕食者に脅かされると、尾を切り離して逃げる自衛行動をとります。
特発性前庭疾患とは
- 特発性前庭疾患は、猫の内耳にある半円形管の液体の流れが異常になることでバランス感覚が乱れる病気です。
- 原因は不明ですが、内耳の機能不全が主な要因と考えられています。
症状
- 眼球が振動する(眼振)
- 頭を一方向に極端に傾ける
- 転げ回る、鳴く、協調運動が取れない
- 家具や壁に寄りかかるように歩く
- 青尾トカゲを摂取した場合は、バランス障害に加えて嘔吐、イライラ、震え、唾液の増加などが見られます。
発症の季節性
- 調査によると、前庭疾患は夏の終わりから秋の初めにかけてやや多く報告されていますが、季節に限定されるわけではありません。
治療法
- 特発性前庭疾患やトカゲ摂取による症状に対する特効薬はありません。
- 症状が重い場合は入院が必要となり、鎮静剤や制吐剤などの対症療法でサポートします。
回復期間
- 多くの猫は、原因に関わらず2〜3週間で前庭症状が改善するとされています。
