人間の体にどれくらいの病気があるのか?
はじめに
人間の体にどれほどの病気があるかを正確に数えることは非常に難しいです。健康や生活に影響を与える状態は非常に多様で、医学界は日々新しい疾患や障害を研究・発見しています。感染症(ウイルス、細菌、真菌など)や心臓病・がんといった慢性疾患、遺伝子変異による疾患、自己免疫疾患など、原因はさまざまです。さらに、精神・行動の健康問題も疾患の範疇に含まれます。
疾患数を示す指標:ICD
世界保健機関(WHO)が策定した「国際疾病分類(ICD)」は、疾患と健康関連問題を体系的にコード化・分類する標準です。最新版のICD‑11は55,000以上の固有コードを収録しており、人間が罹患し得る疾患の多様さを示しています。
なぜ正確な数が出せないのか
ICDに掲載されているコードは膨大ですが、すべての疾患を網羅しているわけではありません。新しい病態が次々に報告され、既存の疾患でも複数のサブタイプやバリエーションが存在するため、診断できる疾患数はさらに増大します。
まとめ
したがって、人間の体に存在する病気の総数を一概に示すことはできません。ICD‑11に代表されるように、数十万に及ぶコードがあることからも、人体の健康状態は極めて複雑であり、今後も新たな疾患が明らかになることが期待されます。
