CDCによる髄膜炎ガイドライン

CDC(米国疾病予防管理センター)によると、髄膜炎は脳と脊髄を覆う膜の炎症です。ウイルス、真菌、細菌のいずれかの感染が原因となり、感染の種類に応じた治療が必要です。CDCは本疾患に関する詳細なガイドラインを提供しています。

症状

CDCによると、髄膜炎の主な症状は高熱(体温103°F(約39.4°C)以上)、頭痛、首のこりです。これらは数時間から数日で急速に現れることがあります。その他、吐き気・嘔吐、光過敏(明るい光に対する不快感)なども見られることがあります。これらの症状がある場合は、できるだけ早く医師の診察を受けることが推奨されています。

細菌性髄膜炎の治療

症状が認められた場合、感染の種類に応じた治療が行われます。細菌性髄膜炎には、CDCは抗生物質(主にセフトリアキソンとバンコマイシン)を使用することを推奨しています。感染が細菌性であり、早期に抗生物質治療を開始すれば、死亡リスクは15%以下に低減します。ただし、高齢者や免疫低下状態の人などリスクが高い集団では、リスクが上昇する可能性があります。

ウイルス性髄膜炎の治療

ウイルス性髄膜炎に対しては、特異的な治療薬は存在しません。ウイルスは変異しやすく、多くの薬剤に対して耐性を示すためです。CDCは、ほとんどの患者が7〜10日で自然に回復すると述べています。症状が重篤である場合や高齢者の場合は、入院して点滴や対症療法が行われることがあります。

真菌性髄膜炎の治療

真菌が原因の場合は、静脈内投与の高用量抗真菌薬が推奨されます。治療期間は長く、重症例では入院が必要です。

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