ヨーロッパ人がアメリカ大陸にもたらした主な疫病は何か?
ヨーロッパ人が持ち込んだ主な感染症
ヨーロッパの植民者が新大陸に持ち込んだ感染症は、先住民に免疫がなく、壊滅的な流行を引き起こしました。代表的な疾病を以下にまとめます。
天然痘(Smallpox)
極めて感染力が強く、全世界で数百万人が死亡した疾病です。ヨーロッパ人がアメリカ大陸に持ち込んだことで、免疫を持たない先住民に急速に広がり、コミュニティを壊滅させました。
はしか(Measles)
呼吸器症状に加え、肺炎や脳炎など重篤な合併症を起こす感染症です。ヨーロッパからの持ち込み後、先住民の間で大流行し、多くの死者と重症者を出しました。
斑疹傷寒(Typhus)
シラミが媒介する細菌性疾患で、ヨーロッパの兵士や入植者に多く見られました。新大陸にも伝播し、先住民集落で高い致死率をもたらしました。
黄熱病(Yellow fever)
蚊が媒介するウイルス性疾患で、熱帯アフリカや南米が原産です。ヨーロッパの奴隷貿易を通じて新大陸に持ち込まれ、カリブ海・南北米で多数の死者を出しました。
マラリア(Malaria)
蚊が媒介する寄生虫疾患で、熱帯・亜熱帯地域に広がっています。ヨーロッパ人の移住に伴い南部アメリカで蔓延し、先住民と入植者の双方で高い死亡率を引き起こしました。
